Ｃross Ｒoad: 父の日

風来坊です。

父の日に子供からプレゼントを貰いました。

少ないバイト料から出して購入したみたいです。
子供の気持ちを素直に『有難う。』と言って受け取りました。

日頃、父親として何もしてあげていないのに有り難くも・・そして嬉しくも有ります。

もし、プレゼントが無くても子供から「お父さん、頑張って。」或いは「お父さん、素敵。」なんて言われたもんなら、更に仕事などを頑張ちゃいます。（笑）

本当に父親って単純なもんです。・・・特に私は。σ＾＾；

親馬鹿と言われるかも知れませんが、可愛い子供から貰った分、プレゼントを見ているだけで十分と言うか、飲むのが勿体無いようにも思えてきて。・・・＾＾；
此れを読んでいる方に、どう伝えれば良いのでしょうか。

そう言えば、今になって思うんですが、確か・・・。

私が、まだ小学校の低学年の頃、母の日に手作りの「肩叩き券」を渡した事があり、母が嬉しそうに、目に涙を浮かべていたのを憶えています。

私：「お母さん、泣いてんの？」

母：「泣いてないよ。」

此処から先の記憶は覚えていません。

それから年月は経ち、高校生の頃に母と二人で押入れの片付けをしていると、あの頃の「肩叩き券」が出てきたのを思い出した。

その時も、母は嬉しそうに『懐かしいなぁ。』と言っていた。

その券は、一度も使われる事も無く、母は大事に持っていたのだ。

母は、『使わずに、大切に取っておきたい』って思ったのでしょう。

母の気持ちが、今頃になって分かったような気がする。

親にしてみれば、子供から贈られる物は、どんな物でも『宝物』なんですよね。

今、私が『プレゼントを見ているだけで十分と言うか、飲むのが勿体無いようにも思う』のと同じ気持ちだと思います。

この歳になっても子供が成長していく最中、親にしか分からない事も、まだ有るんだと思う日でした。

将来、子供が家庭を持つようになり、子供が出来き成長していく中で、私達夫婦の気持ちが我が子も分かるのでしょうね。

きっと。（笑）