2014年7月1日火曜日

笹百合園

後日報告ではありますが、先月、三輪明神大神神社で参拝後、今年も境内で百合園が開催している事を知り観賞して来ました。
私が訪れた頃には百合の開花時期が終わりを迎える頃だったので、十本程度の百合が咲いており、「時期的にもう少し早く来ればよかった」と少し残念な気分でしたが、残り少ない百合を見れた事がラッキーでした。


ところで、百合と言っても世界中に100種類あるとされている事をご存知でしょうか。
日本には、その内の15種類があると言われています。
此処、大神神社に咲いている品種と由来 または栽培等が大神神社のパンフレットに載っているので、フルコピーで紹介します。
パンフレットに依ると此処の百合は、『日本だけに生息する百合の原種で『笹百合』と称されるもので、中部・近畿・四国と一部の九州に自生し、毎年5月中旬から6月中旬に掛けて咲き、花は淡いピンク色で香りは高く、うつむき加減の楚々とした姿から、最も鑑賞価値の高い百合の一つとされ、名前の由来は、その葉が笹に似ていることや、笹原に自生していることが多い為、この名がつけられたといわれています。、(事実、鑑賞並びに良い香りと言い本当に良いですよ!私もパンフレットに同感です ^_^)
更にパンフレットの内容は続きます。


『近年、里山の自然環境の変化や乱獲の為その数は激減し、野山に見られる事が少なくなって参りました。更に開花後も環境の悪化に敏感に反応して消滅するなど、自然の形での繁殖はほとんど期待できない状況に有ります。そこで、当神社豊年講の有志が中心となり、十数年前から再生の試みがなされてきました。播種から開花までは六年を要します。(一年目 十月下旬 採種 十一月 播種 、 二年目 九月から十月地下発芽、三年目 三月から四月地上発芽→十月球形0.3cm0.5cm→休眠、四年目 三月から四月萌芽→生育 十月休眠/球形0.5cm〜1cm休眠. 五年目 三月から四月萌芽 五月から六月開花/一部 生育→十月休眠/球形1cm〜2cm 休眠→六年目 三月から四月萌芽 育成→五月から六月開花)本格的な栽培を始めてから二十年余り、近年ようやくその成果が実り、現在、祈襦前斎庭南側の『笹百合園』や大美和の杜を中心に約三千本が植栽されています。』と言う事です。
確かに、私が過ごした田舎で小学生の頃は、百合は沢山見かけたのですが、何時頃からなのか自然の百合は見なくなりました。
そう思うと寂しい気持ちになります。
あの頃も、百合が咲いていると少し離れた所でも良い香りがしていて、無邪気に男の子や女の子と言った事は関係無く、友達と香りを楽しんでいた事を思い出します。^ ^
それが、何時頃からでしょうか?
女性を見ると、鼻の下を伸ばして・・・?
あかん!あかん!話が逸れてしまう 。^^;

園内は、差程 広くは有りませんが、此処まで手間暇掛けられた笹百合を観るも良いと思います。
機会があれば一度行って来てください。^_^
来年も百合を見ながら「クン!クン!」と香りを楽しみたいと思っています ^_^
因みに、私は匂いフェチでは有りません(笑)



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