2015年4月27日月曜日

下北山スポーツ公園キャンプ場



3月30日~31日に、『下北山スポーツ公園キャンプ場』にて、夜桜花見ソロキャンプをしてきたので、今回 その話をしてみます。
初日30日は、午前中は予約診察で通院。
予約時間が過ぎても中々名前を呼んでもらえず、時間が掛り苛々(この時点でキャンプ地を決めていない。唯、待たされている事が腹立たしかった。)、精算も含め全て終わったのは正午前だった。
『これって、予約診察の意味があるの?。』
『精算時だけ、待ち時間無しと言う事は、どう言う事やね〜〜〜〜ん?』
『そもそも、何の為の予約診察・・・(・・;) 』と思うが、話が逸れてきたので『まぁ えぇか^_^;』で、話を元に戻しましょう。(笑)

帰宅途中、スーパーで買出しを済ませ、スーパー駐車場で以前から気になっていた『下北山スポーツ公園』をネット検索すると『何やら良さそうな感じ!!』ちゅう事で、取り敢えずキャンプ場へ電話予約し、帰宅後すぐに出発準備に取り掛かり、12:30に出発し、私の珍道中記も無く、無事14:00に下北山スポーツ公園ゲートを通過。
桜のトンネル風の桜並木を通りセンターハウスへ。


此処、『下北山スポーツ公園』は池原ダムの巨大アーチがそびえる真下に有り、総面積19万平方メートルの広大な敷地内には、キャンプ場、多目的グランド、パターゴルフ場、テニスコート、宿泊施設等々が有りアウトドアを楽しめる施設です。



センターハウスでチェックイン後、野外ステージへ行ってみたが、緑の絨毯の芝生はあるが御目当ての桜木が無いので、センターハウス脇のフリーサイトへ戻る。
流石、平日のキャンプ場は野外ステージ側やフリーサイトも『がら空き』でした。
まるで、私の為だけにキャンプ場があるかのようでした
フリーサイトで、舗装通路脇の手頃な桜の下を陣取り、塒(ねぐら)場所を確保。

但し、テント設営は桜木の根元付近は避けてます。
何故ならば、桜木も植物とは言え、生き物です。
例えば、即にという訳ではありませんが、桜木の根元に荷重を掛けたりすると根が弱り、一本の桜木全体に悪影響をもたらし最悪の場合 桜木は枯れると言われています。
もしも、あなたの足の上に荷重を掛けられると、あなた足は痺れたり、痛がり腹を立てるでしょう?
怪我に繋がりますよね?
それと同じです。
だから、私は桜木の気持ちになったつもりで、根元付近にはテント設営は避けるのです。
此処のフリーサイトは芝生が張られていますが、今日までの使用状況もあるのでしょうか。
芝生は薄く、地面が所々見えていました。
でも、私的には芝生の薄い場所が好きです。
それは、私の足が靴を通して土に触れているという感触を得たいのと、大地も含め自然に親しみたいと思うソロキャンプでの私なりの拘りです。σ(^_^;)
数日前に雨が降ったのでしょうか。
テント設営時、地面は水分が多めで、柔らかく地中に小石が無いと言っても良いくらいに、ペグ打ちに差程 力を入れず抵抗無く打設出来ました。
でも、水捌けは良さそうです。
これは、偶々 選んだ場所が良かったのかも知れませんね。


テント設営完了後、休憩していると眼前の山から日本猿数匹がキャンプ場ギリギリの所まで来てました。
餌を求めて里山近くまで来たのでしょうか。
私から猿までの距離は、小川を挟んで約60m程。
その川幅は約2m。
猿なら容易に渡たる事だろう。
又、猿から十数メートル右側に舗装された橋がある。
『ちと、危険か?』と感じたが、お互い里山限界付近。
様子を見る事にした。
猿は警戒しながら私の顔を見ていました。
この時は、彼らの目を見てはいけません。
視線を合わせると、それは挑発行為と受け取られ兼ません。
最悪の場合、攻撃を受ける事も有り得ます。
暫く、知らん顔して見て見ない振りをしながら様子を伺い、カメラを向けると逃げられました。^_^;
その後、木々が『がさがさ』と音を立て揺れて、姿は見せませんが此方の様子を見ていたかも知れません。
此処は、キャンプ場とは言え、高い柵がある訳でも無く、人と動物の境界線と言える『里山』は、あの小川が果たしているだけで、明確な物は無いのです。
あのキャンプ場を含め、動物の生息域である事には変わりはなく、我々、キャンパーが彼等の生息域に御邪魔している事を忘れてはいけないのです。
現に夜中近くに、鹿や狐がキャンプ場に姿を現していました。
もし、絶滅した日本狼が居たとしたらキャンプどころではない筈。(笑)
キャンプ場と言えど、人間が開発した場所であり、『動物を大切に』『動物と共存を』等といいますが、少なくとも動物の生息域を脅かしているのは我々 人間です。
人間が反省し、正す所は沢山あると思います。
今回、久し振りに野生猿を見れて感動し、考えさせられる事がありました。
因みに、久し振りに猿を見て感動したとは言え、私は猿好きではありませんよ(笑)
焚き火の準備も出来たところで、楽しみの一つである温泉施設『きなりの湯』へ。


此処の温泉施設は、下北山スポーツ公園内にあり、県外からも訪れる方々が多く、有名です。
温泉施設から出で来た頃には、辺りは薄暗くなっていました。
塒に戻り、焚き火が安定した所で炭を投下。
炭に火が着くまで、じっと我慢の子?・・いやいや、オッちゃんでありました。(笑)
炭火をネイチャーストーブへ移し、一人夜会の始まり。
今夜の夜会は、ビールを片手に炭火焼き肉。
今回も『大地に自然に乾杯!!』
焚き火の守りをしながら、ビールを飲み、肉を焼き、食す。


『肉もビールも美味い!!』と言いつつ、最近は肉よりも野菜を食す量が多くなってきている。
やはり、歳のせいかな?
今夜も野菜が無くなり、肉だけが残ってしまった。(笑)



ビールを飲みがら焚き火を眺める。
焚き火が『パチパチ』と音を立て燃えてゆく。
『良い音。』


天を仰げば、咲き誇る夜桜越しに見えるは流れ星。
一瞬の出来事で、ほんまに綺麗でした。
ヘッドライトで眺める夜桜も良い物でした。
(写真撮った筈なんですが有りません。^_^;)
また、焚き火が『パッン!!』と少し大きめの音を立て、小さい赤い火が飛んでいきました。
安全の為、水を片手に暫し飛び火を捜して見渡すが見当たらないので、席に戻る。
また、焚き火で暖をとる。
『私の至福の時間』です。
ビールを飲み干すと、何時も何故か『ラーメンが食べたい!』となり、ラーメンを食す。


焚き火も燃え尽き、腹も満たされ、酔いもまわり、1:00に就寝。
翌、5:30に起床。
肌寒いので、焚き火です。


朝食はパン & コーヒーで済ませ、撤収作業へ移行。
テント収納時に発見した事はフライシートが裂けていました。
『昨日の猿か?!』と思ったが、裂けた部分(写真撮り忘れ)をよ〜く見ると周りが焦げている。
そうなんです。
犯人は、昨夜 焚き火から出た飛び火です。
『よく火事にならずに済んで良かった。』と安堵しましたが、あの時もテント周りを確認したのですが、気が付いていなかった。
はっきり言って、確認不足で私の責任です。
大事に至らず本当に良かった。
もし、他のキャンパーが居たら迷惑を掛けていたかも知れないのです。
改めて、焚き火の・・いや、火の怖さを改めて実感しました。
取り敢えず、応急処置としてガムテープを貼って収納し、撤収作業は完了です。
帰宅後、暇な日を見つけて修理が必要です。(T_T)




その後は、暫くの間 昨夜 お世話になった桜木の桜を眺め、下北山スポーツ公園の満開の桜を観て帰宅の途に着きました。
本当に桜は良い物ですね。
また、来年も夜桜花見キャンプをしたいと思っています。


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